2012年03月30日

藤野通り延伸 早期着工を! 役所案への誘導を排除せよ

札幌市藤野通り|ほりかわ素人|札幌市議会議員


 藤野通りの延伸計画が検討されてから、はや7年が過ぎています。未だにルートが決定していません。当初は、トンネル案が有力でしたが、物理的理由とカワセミなど希少動植物の棲息と予算の制約でトンネル案は頓挫。その後、行政主導で迂回ルートが浮上しました。これは、藤野1号線を北上し、国道230号線の100メートル手前で右折、オカバルシ川を横断して石山へというルートで、現在検討中です。

●地元意見を活かせ!
 市の計画は、藤野通りは簾舞で国道230号線から分岐し、同線と並行して石山で平岸街道に合流するものです。しかし、この案はまことに不合理なものです。もし、この考えに合理性を見つけるとするなら、藤野・簾舞地域の渋滞が激しく、その解消が急がれる場合だけでしょう。しかし、藤野・簾舞地区には以前のような渋滞はありません。

●藤野通り延伸の目的
藤野通り延伸には二つの目的があります。目的のその1は、災害に備え複線化した道路の確保、その2は、国道にいちいち出なくても移動できる藤野・石山間の地域連絡路の確保です。

●自己プランへの誘導排除を
 昨年1月19日、地元説明会が開かれ、札幌市は自己プラン作成とその正当性を主張しました。しかし、地元からは、「もう少し真剣に地元の意見を聞くべきである」、「延長そのものに反対」、「市の話合いの進め方は自己プランの押しつけである」、「穴の沢線以東の延長より穴の沢線の整備を優先すべきである」などの批判的意見が多数を占めました。

●穴の沢線までの早期着工を!
 今回の地元説明会で分かったことは、藤野1号線より右折して石山穴の沢線までのルート新設と市街化区域内の穴の沢線整備については、賛成者が多数であり、早期に上記区間の整備を決定し、工事着工を目指すべきと考えます。

●穴の沢線以降は?
 穴の沢線以降のプランについては行政プランで良いのか、穴の沢線の整備延長が良いのかを地元住民に改めて問い掛け、地元意思を見極めることが必要です。第1期工事期間中に第2期工事のルート決定し、遅滞なく第2期工事に着工できるようにすべきです。

●率直な地元の声は?
 地元の町内会役員(73)は「7年も8年も時間をかけて、未だにルートさえ決定していない。今後、都市計画の申請・認可、立ち退き問題の解決、道路工事完了を考えると完成するまで自分が生きているという自信がない。地元町内会役員として参加しているが、この問題に厭戦気分が日増しに広がってる」とため息まじりでつぶやいていました。

●民意調査 それぞれの問題点
 札幌市の、藤野通り延伸問題についての民意の把握はワークショップ、アンケート、地元説明会等でなされていますが、どれも客観的調査ではありません。司会者の誘導の問題や設問や分析の恣意性。都合のよい要件だけを選び自己計画の優位性を説く役所の問題等々、参加者がその場で指摘しづらい雰囲気のなかで実施されているからです。

●私の反省と決意
 藤野通り延伸が遅れている最大の要因は市役所人事と私の行政監視への努力不足と認識しております。
 札幌市では2〜3年で職員が移動し、年月が経過すると自然に無責任体制が出来上がっていきます。延伸問題に関わった部長は6人、担当課長は3人です。こんな体制を知って居て、しっかりとした行政監視を怠ったことは私の責任であると自覚しております。

 今後この問題に対して誤解を恐れず、また遠慮することなく積極的に発言し、一日でも早く工事が完了できるよう全力を挙げてまいります。

 今後ともご指導ご鞭撻(べんたつ)のほどをよろしくお願い申し上げます。


posted by 札幌市議会議員ほりかわ素人 at 15:42| 市政について